2016
10
Apr

Works

ナショナルジオグラフィック日本版4月号

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ナショナルジオグラフィック日本版4月号に小笠原のアホウドリの保全活動の記事の写真を担当しました。
このときの(2016年1月)アホウドリの調査のときに、アホウドリのヒナの誕生が確認されるというタイムリーな取材でした。
親鳥は、2008年に伊豆鳥島から聟島に移送されて人の手で育てられたY-01番と尖閣諸島からやってきたと思われる野生個体です。
このつがいは2013年から毎年、聟島で卵を生んでいますが、いずれも孵化しませんでしたが、4度目のこの年についにヒナが生まれました。
このヒナは順調に育ち2016年の5月に聟島から巣立ったとのことです。
アホウドリのヒナは、餌場であるアリューシャン列島付近の海上で過ごして栄養を蓄えます。繁殖のために生まれ故郷の島に戻るのは3歳くらいになってからです。早ければ2019年の秋に、聟島に戻ってくるかもしれません。

 

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